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奥の奥の奥だけを鳴らせ

好きな寿司ネタはエンガワ

自分は自分が好きなオタクになれたか

中学の頃仲良くしていたバドミントン部仲良し6人組のうちの1人が私。そのうち3人がジャニオタ。私は櫻井担で他2人は二宮担だった。

私の中学校のバドミントン部は先輩たちも他とは一線を引いているようなイケイケ、つまりカースト上位組が集まったもので、当然のように私もそういうグループに入っていた。というか自然になっていた。部活のユニフォームデザインで対立したときも私たちのグループが選択権を得られたし、そうやって意見が通るのが気持ちよかった。

 

そんなグループでリーダー的ポジションだったのがMちゃん(@二宮担)。ある日Mちゃんが「同担拒否の人ってなんなの?同担拒否に拒否だわ」と言い出したのでつられて私も”同担拒否に拒否”というのに賛成していた。けれど私は私自身に同担拒否体質があることを自覚していたので言ってることと考えている事が正反対すぎてモヤモヤした。というかあの頃はずっとモヤモヤしてた。

 

Mちゃんはきっと同担拒否をしているんじゃなくて、他の嵐ファンより自分が一番嵐を知っている自信があるって余裕を見せたかったんだと思う。やたら上から「この曲嵐も好きだから覚えておきな」「この曲知ってる?知らないとやばいよ聞きな」なんて言ってくる。そんな事しってるわ!って思うことが大体だったけれどそんなことを言う気力すらない。そうやって大体のことを受け流してきたけれど一番言われて嫌だったセリフはいまだに鮮明に覚えている。

Mちゃん「ねぇ、謎ディ見てるでしょ?翔くんになりたい?北川景子になりたい?」

私が北川景子になりたいって答えると、「へぇ、本当の翔くんファンは翔くんになりたいって言うらしいよ」と言ってどこかへ行ってしまった。私には理由を話す時間も意見する暇もないのか。てか、そんなの知らんがな。誰情報で誰調べだよ。そんな怒りと悲しみと悔しさと疑問が交差してぐちゃぐちゃになって涙が出そうだった。嫌いだった、Mちゃんは好きだったけれど私の好きな人の話をするMちゃんは大嫌いだった。

 

それからずいぶん時間がたった頃にMちゃんが「NEWS好きになった!DVD買ってもらっちゃった!!」と言ってきた。そして毎日NEWSのあれこれを聞かされながら登下校するようになる。

Mちゃんは”さくらガール”が大好きで手あたり次第MVを皆に見せて回っていた。(当然私も餌食に)

ある時エイトファンの錦戸担の友達にさくらガールのMVを見せたら「シゲ格好いいね、NEWS私も気になってきた!」と言われたらしい。そのとき何故かMちゃんはひどく怒った。「私のシゲじゃん、なんで真似するんだろ最悪」このときほんの一瞬でも”シゲが一番格好いいね!って言わなくて良かった”と思ってしまった。ここでも私は「手越くんが一番じゃない?NEWSで一番好き」と、心で思っていることとは違うことを発していた。本当は私だってシゲが一番格好いいっていっぱいいっぱい言いたかったのに。(同担拒否を唄っていたMちゃんのくせに来るもの超拒むやん...)

 

 いつだってMちゃんの意見に逆らうことはできたと思う。それでも自分の気持ちを正直に伝えられなかったのは心のどこかでMちゃんに嫌われたくないという思いがあったから。もし嫌われたら私がコツコツ上ってきたイケイケ組の階段からいつか突き落とされるかもしれないとまで思っていた。必ずしもMちゃんが悪い訳ではないし、私はMちゃんが嫌いなわけでもない。毎週のように遊んで部活の練習で共に汗を流して嫌な部分と同じくらい、いや、その倍Mちゃんの良い所だって知っている。

もう何年も会っていないけれどアッチは彼氏ができて幸せそうだ。私は今、正直にまっすぐな気持ちで自分の大好きな自分のままシゲを愛していることが幸せだ。シゲが好きな自分さえも好きになれた。だから次Mちゃんと再会するなら、ぜひ嵐かNEWSの現場がいいな。きっとお互い自分の好きに自信をもって会えるから。